本来なら 東へ向かってアオリ・ブリ狙いの予定であったが
低気圧の接近で朝方まで南からの波風&雷雨
昼前からは北風ビューの予報が…
金曜日はブリ祭りだったようで ちょっと期待していたが
悪天候が予想されるため 中止に。
みなさんに中止の連絡を入れ終え
この時点で20時。
さて どうする?
転んでもタダでは起きあがらない性分なので
東がダメなら西へがあるじゃないかと
今から入れそうな船宿を検索。
しかし どこの船もいっぱいのようだ。
電話で尋ねても いっぱいです という答えしかかえってこない。
そんな中 乗せてもらえる船をみつけて 前夜飛び込み予約完了。
13年ぶり?に 北条 サンマリンへ。
まだ30代で ジギングやっていた頃 何回か乗せてもらったことがある。
顔を見るなり お久しぶりですって
なんと奥さんは覚えてくれていた。
イケメンの船長と愛想のいい奥さんと
そのころはまだ高校生だった息子さん。
その後 船長は息子さんに船長職を譲り
現在は起業して船の仕事からは離れているそうな。
お父さん譲りのイケメン息子さんの操船する船に乗って
8時 出船。
最近の状況は一人10〜30匹くらい。
数ならジグ・型ならテンヤ。
当然私はテンヤ一本勝負。
指6本7本のドラゴンサイズを含め
20匹くらいは釣りたいものだが。
まずは 水深 80〜90mから。
超有名船をはじめ ほぼ全船集結しているので
ボチボチ釣れるはずだろうと思ったが アタリすらなし。
船は更に深場に入り
水深アナウンス120m!って ひゃくにじゅうめーとるですか?
今日はいいエサが手に入ったので 期待しているのだが
うるめちゃん タチウオに食われてきなさい。
何回流しても アタリなし。
全然釣れません…
釣り開始2時間で 船中タチウオ2,3匹って
この場所に見切りをつけて 小移動。
今度は まわりに全く船がいないところで止まった。
魚探の反応は薄いがよくあたってくるところらしい。
ようやく本日最初の1本を掛けたのに
水面ではずれてサヨウナラ〜
釣り開始3時間目で ようやく最初の1匹。
テンヤなのに 指3本 細っ
その後 もう1本追加。
昼までに 2本と撃沈モード
ちょっと遠くで食っている情報が入ったので 光速で現場急行。
午前中で20本/1人ほど釣れているみたい。
ここはどこ?
目の前には本土が見える。
12時だよ 全員集合♪
松山遊漁船軍団 全船集結。
タチウオポイントは数々あれど
食い気のある群れはそうそう見つからない。
全船で協力してやる気のある群れを探し
連絡を取り合って一番食っているところに集まる。
この時期のタチウオ釣りは全船運命共同体みたいなもの。
本日の特選素材
奥田釣具特製 高知産特大ウルメ。
今年のウルメは去年のものよりさらにでかい。
大きいウルメは頭を落としてテンヤにくくりつける。
人間が食ってもうまそう。
タチウオの好きな順?
ウルメ>>>マイワシ>>>サンマ>>>>>アジ
夏の飲ませサビキでベイトを掛けたときも
ウルメ カタクチ 小サバ 小アジ と掛かっても
鯛なんかはウルメを選んで食いついてくる。
いい感じでアタリが出始めた。
計ったように指4本の同級生サイズ。
スーパーで買うと1本1000円は下らない高級魚。
ようやく時合いに突入したようで
まわりの船もポンポンとタチウオを取りこんでいる。
超有名船に乗っているお客さんの中に
お友達の姿が〜 お久しぶりで〜す
↑
心・技・体 自作ジグで勝負する凄腕アングラー
以前は1月1日から西岡遊漁で一緒にジギングしてましたっけ。
アタリは多いがジギングと違って
合わせのタイミングがずれるとエサを取られるばかり。
いろいろな誘いでタチウオに口を使わせ
エサをくわえた瞬間に掛け合わせることができるかどうか
この駆け引きこそが タチウオテンヤの最大の魅力。
午後からは入れ食いとまではいかないまでも
アタリはずっと途切れず。
16時 終了。
最低目標の20本は何とかクリアできたようだが
サイズはテンヤ釣りにしては大型がでなかった。
ジギングで多い方は40匹ほど釣られていたようだ。
午前中はどうなることかと思ったが
午後から何とか挽回。
鹿島に沈む夕日を眺めながら
17時 帰港。
指4本前後の同級生ばかりで ドラゴンは姿を見せずじまい。
掛け合わせられるか 食い逃げされるか
釣り人とタチウオとの知恵比べ。
テンヤタチウオは奥が深くておもしろい。
本日の釣果 タチウオ 〜105cm 25匹